高リスク日注意喚起 フランス7月14日革命記念日。

高リスク日注意喚起

フランスでは7月14日に革命記念日を迎えます。1790年、当時の国王であったルイ16世が憲法への忠誠を誓い、革命が成立しました。この日に合わせ、フランスはもちろんのこと、世界各地のフランス大使館等でも記念行事が行われることになっています。

国民の多くがお祝いを行う祝祭日であり、また各地で大規模なお祭りイベントが開催されるこうした機会はリスクが高まる要因の一つです。実際に、昨年の革命記念日当日はフランス南部の都市ニースでイスラム過激派に感化された者がお祭りイベントの花火を見ようと集まった人々に向けてトラックを暴走させるテロを起こし、86名が死亡、約460人が負傷しました。

先日イギリスのマンチェスターで発生したコンサート会場出口での自爆テロの事例でもわかる通り、以下の3つの要素が重なるだけでも大きな被害が発生します。

多くの人が(無防備かつやや浮かれた状態で)集まる
警備が比較的手薄な場所が存在する
単独もしくは少数の人間が手近なものを武器として活用する

ISやイスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)等のイスラム過激派組織はフランスに対し、攻撃のターゲットにすることを明確に示しています。また、7月9日にはISの拠点であったモスル解放宣言が出されており、いよいよ追い詰められたIS勢力が勢力を誇示するためになりふり構わず戦闘行為(テロ攻撃)を行う指示を出しても不思議ではありません。

今年はフランス国内のみならず、世界各地においても、特にフランスに関連する施設(下記リスト参照)に近づくことは高リスクと言え、十分な注意が必要です。万が一仕事等で立ち寄りが避けられない場合には周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れましょう。
マンチェスターのテロ事件では爆発現場から10メートル以内に死者が集中しています。不審な人物を見つけた場合、その場を速やかに離れるだけでも死亡するリスクを低減できる可能性があります。

【フランス関連施設】
フランスアリアンスフランセーズ、アンスティチュフランセ、フランス人学校、

【欧米人・外国人が多数集まる場所】
ショッピングセンター、フランス料理等外国人が集まるレストラン、鉄道・バスターミナル、空港、ホテルのロビー・エントランス、劇場・映画館、繁華街、スポーツ・コンサート会場

【宗教施設】
教会、モスク、シナゴーグ、宗教学校
【象徴的建物】
首都等大都市の歴史的建造物、タワー、国会議事堂、裁判所、政府機関
【デモ・集会・群衆】
大規模抗議デモ、抗議集会、群衆、祝賀パレード、花火会場
以上