グーグルマップはジェームズボンドより優秀!?

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公開されている情報は宝の山

少し前に当サイトでは公開されている情報を丁寧に集めていくことが大切です、とお伝えしました。例えば日常的に報道されている現地のローカルニュース、インターネットで公開される現地人ジャーナリストのブログ、政治評論家の発言などから自分たちに関係のありそうな情報を抜き出し、エクセル表に整理するだけでも安全管理には役に立ちます。(安全管理どころか、企業の経済活動にも十分役に立つと思います)

 

その反面、絶対にやってはいけないことが一つ。それは現地の政府や治安当局から

 

「スパイ活動をやっているのではないか?」

 

と疑われるような行為を意図的に行うこと。

例えば

外国人の立ち入りが禁止されている区域に何のアレンジもなく立ち入る

写真撮影が禁じられている場所で写真撮影を行う

(反政府活動を行うような)少数民族の有力者に頻繁に会いに行く

といった行為は自分がやることはもちろん、現地人従業員に命じてやらせることもおススメできません。万が一スパイ活動を疑われた場合はあなた自身が一時的に拘束されたり、場合によっては所属先のビジネスが一時停止されたり、という悪影響も否定しきれないのです。

 

北朝鮮で軍事施設の写真を撮影したとして30代の日本人男性が約一週間同国に拘束されたことは記憶に新しいのではないでしょうか?

 

【次ページでは・・・「ジェームズボンドよりグーグルマップが優秀」との記事も!?】