静かな時こそ嵐に備えよ

世界的にインパクトが強いテロがしばらく発生していないが

 

日ごろから海外安全.jpでは世界各地のテロ・襲撃事案、現地での治安リスクの高まりなどが想定されるイベントについて情報発信を行っています。このような情報を毎日定期的に確認していると、直近で世界全体にインパクトを与えるようなテロ事件がしばらく発生していないことに気づきました。何を持って「世界全体にインパクトを与え」たのか、は判断が難しいところですが、「規模や標的がそれまでの常識を覆すようなテロ・襲撃事案」かどうか、を一つの判断材料にしています。

 

例えば、以下のような事例は

 

・それまでテロが発生してこなかった地域での大規模なテロ・襲撃

・それまで用いられて来なかった手法のテロ・襲撃

・それまで周辺地域で活動が確認されていなかったテロ組織によるテロ・襲撃

 

という点で世界全体にインパクトを与えた事例だと考えています。

 

2016年ベルギー・フランス等(IS関連自爆、銃撃、トラック突入等)

2017年トルコ(IS関連ナイトクラブ襲撃)

2017年アメリカ(ラスベガスコンサート会場への隣接ホテルからの銃撃)

2018年タジキスタン(IS関連自転車旅行客襲撃)

(これらは当サイトの勝手な判断であり、選挙に絡むアフガニスタンのテロ・襲撃数の増加やブルキナファソ東部での過激派活動活発化、シリアでの各武装勢力等活動活発化、にインパクトがないのか、とのご意見もあろうかと思います。より多くの方にご理解いただくために、日本語メディアでも広く報じられたニュースという観点も踏まえてリスト化しています)

 

日本語で大きく報じられるテロがしばらく発生しないと、テロの危険性をだんだん忘れてしまいます。ただ、数か月~1年程度大規模なテロや襲撃が発生していないからといって、テロや襲撃のリスクが世界的に下がったとは言えないのです。

 

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