「ワインを飲んだことのないソムリエ」にワイン選びを任せない!

この記事のURLをコピーする

Security Show に参加してきました

 

代表の尾崎です。

東京ビッグサイトで毎年開催されているセキュリティ業界の見本市「Security Show」に参加してきました。国内での防犯対策や駆け付け警備業、防災対策等の出展が多く、海外での安全対策に直接関係しない製品も多いのですが、業界の最先端を理解するためには足を運んでおきたい見本市です。

 

ロボットによる警備のデモンストレーション(日経メッセフォトギャラリーより)

 

今年参加して最も印象に残ったのは、監視カメラ業界が激しい競争の真っただ中にあるという点。完全な「レッドオーシャン」であるという点でした。日本の各メーカーはもちろん、中国や韓国のメーカーも多く出展していました。加えていずれのメーカーも画質、インターネットとの接続、AIによる分析等謳い文句はほぼ同じ。画像技術やインターネットに詳しくない尾崎からすると正直それほど違いが判らないような気もします。

 

家庭用テレビがそうだったように、監視カメラ関連製品は「コモディティ」になりつつあるのかもしれません。価格競争では日本メーカーが中国や韓国メーカーに勝てないからなのでしょうか、付加価値を提供できる専門人材を育成し、日本メーカー製品を普及させるための業界団体(ビデオセキュリティ協会)の発足も紹介されていました。

 

ビデオセキュリティ協会による会場内セミナーで興味深い話を聞いたので、今回はこちらをご紹介したいと思います。

 

【次ページでは・・・監視カメラを設置する人たちは犯罪者の行動を理解せずにカメラを導入している!?】