企業・団体の安全管理 これだけはやってはいけない

安全対策強化としてやりがちなこと

 

企業・団体が海外の国・地域で

 

「安全対策を強化しよう!」

 

と考えられた際、どんな対応をされるでしょうか?

安全対策の強化方法にはいくつか取り組み方がありますが、これまで面談させていただいたお客様の多くが挙げられていたのは

 

 ・警備員を雇う

 ・監視カメラを設置する

 ・入場ゲートを設置する

 ・退避用の頑丈な部屋を設置する

 

といったやり方。もちろんいずれの手段も安全対策強化に資する重要な対応方法であることは間違いありません。こういった施設や設備の増強、追加購入は見た目からして「安全対策やっている感」が出ます。このため、テロや襲撃、侵入盗等を計画する側も手を出しづらいという印象を持つので、間違いなくリスクを低減する方法と言えます。

 

また、こういった対策を講じた企業・団体の側からしても

 

 「これだけお金をかけて施設・設備を整備していた。

 それなのに被害が出てしまったのは想定外の事態であり、大変遺憾である」

 

といった形で説明責任を果たすことができるというメリットもあります。何も対策をしていなかったのならともかく、お金をかけて目に見える施設・機材を導入していたのだから、企業・団体としてそれ以上の責任はとれません、という意味合いも醸し出すことができます。企業・団体が負う安全配慮義務を果たしていました、という説明ができるため、まずは目に見えるハード面の対策を!と考えるのはごく自然なことでしょう。

 

【次ページでは・・・監視カメラ等安全対策機器の設置だけでは安全とは言えない事例をご紹介します】