安全対策は高額の投資が必要!?
我々が海外での安全対策についてご相談を承っていて、
「皆さん誤解があるなぁ」
と感じる機会が多いのは安全対策を強化するには大きな予算が必要、というお考えの方が多いことです。
例えば、企業の海外拠点で安全対策を講じましょうというと
・高くて厚い堅牢な壁
・ライフルを持った屈強な警備員たち
・最高性能の防弾車
・多数の監視カメラやセンサーを駆使した侵入者探知システム
などをイメージされる方が多いようです。こうした見た目にはっきりとわかる安全対策はもちろん効果があるのですが、初期投資も運用コストも高いです。また、高価な機材・設備を導入しても運用している人間に運用能力がなければ宝の持ち腐れだったというケースもしばしば。
監視カメラが複数設置され、入り口に警備員も配置されていた日本の国立大学附属中学校に不審者が侵入し、刃物を教室に持ち込んだ事例がありましたね。似たような事例で海外の事業拠点に監視カメラを設置したものの、誰もカメラ映像を映したモニターを見ていないので
「今のところ監視カメラは飾りですね」
と言われたケースで先方担当者と私どもで苦笑いした事例もありました。
以前当ブログでもお伝えしたように安全対策措置の中には防弾車や武装警備員といった高額の投資をしなくてもできることがあります。実は100円ショップで販売されている商品でも個人レベルの安全対策を強化するために役立つグッズもあるのです。
【次ページでは・・・100円ショップでも購入可能な安全対策に使えるグッズとは??】
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