0.日本人向けの緊急連絡先

◎在マレーシア日本国大使館:+60-(0)3-2177-260

◎在ペナン日本国総領事館 :+60-(0)4-226-3030

◎在コタキナバル領事事務所:+60-(0)88-254-169

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

[クアラルンプール]
◎警察・救急車:999
◎火災:994
[ペナン]
◎警察・救急車:(04)999
◎火災:(04)994
[コタキナバル]
◎警察:(088)221-191(ホットライン)
◎救急車:(088)250-555
◎火災:(088)994
[ジョホールバル]
◎警察・救急車:(07)999
◎火災:(07)994

 

1.総論

マレーシアに対しては、各国政府とも東部サバ州における外国人誘拐を警戒していますが、それ以外の地域については比較的安全度が高いと評価しています。
ただし、ISISとの関連が疑われる過激派分子が150名以上逮捕されているなど、テロの要因が小さいわけではないことも記載されています。また、在マレーシアの日本外交使節も標的の一つと記載された経緯があり、特に日本政府はテロへの警戒を怠らないよう呼び掛けています。
スリや置き引きといった一般犯罪、殺人、強盗、強姦等の犯罪発生率は日本と比べれば高いです。日本政府以外はそれほど強い注意喚起になっていませんが、特に貴重品等から目を離さないよう推奨されています。

 

【海外安全.jpのコメント】

各国政府とも、マレーシアの主要地域へ渡航する国民への注意喚起は最小限です。単独もしくは数人の実行犯による小規模な攻撃等、テロに分類できる事件も発生しており、実際に150人以上の過激派分子が逮捕されていますが、治安当局の警戒状況を踏まえても、大規模なテロの実行は容易ではありません。

オーストラリア政府のアドバイスにあるように「常識的な行動をとる」ことができれば不必要なトラブルは回避できます。

 

なお、各国ともに一段レベルの高いトラベルアドバイスが出されているサバ州へはよほど重要な用件がない限り訪問を控えることをおススメします。

2.日本政府の危険情報

 

 

日本政府はマレーシア東部サバ州の東海岸沿いについて海賊等による外国人誘拐が発生していることを踏まえ、高いレベルの注意喚起を発表しています。

首都クアラルンプールを含め、マレーシアを訪れる大多数の日本人の方の滞在先は「レベル1:十分注意してください」よりも低い白色とされています。

ただし、テロや一般犯罪に無防備でよいというわけではない点は文章で記載されています。具体的には、テロについてはISISの機関誌でマレーシアにある日本の外交使節が標的の一つであると言及されていること、また犯罪については、以下のような事件数統計であることが記載されています。

殺人:456件(人口10万人あたりの発生率は日本の約2倍)

強盗:14,453件(人口10万人あたりの発生率は日本の約25倍)

強姦:1,886(人口10万人あたりの発生率は日本の約7倍)

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

サバ州東部

 

サバ州東部を除く全土

 

アメリカ政府は地図上区分を示していませんが、東部サバ州の東部を「十分警戒してください:Exercise increased caution」、それ以外を「一般的な注意を払ってください:Exercise normal precaution」としています。

サバ州東部の脅威度を高く設定している理由は身代金目的の誘拐事案が発生しているためとされています。

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

イギリス政府は東部サバ州の北部と東側海岸線の一部について「必要不可欠な渡航以外は避けてください:Advise against all but essential travel」を設定しています。それ以外の地域はすべて「渡航前に注意事項を確認してください:See our travel advice before travelling」となっており、特段の注意喚起はありません。

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

オーストラリア政府はオーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。

東部サバ州の東側海岸線は「渡航の必要性を再検討してください:Reconsider your need to travel」に、それ以外は「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」としています。

 

6.最近の治安ニュース

【11月13日参考情報】首都クアラルンプールで日本人女児の誘拐未遂事件が発生しています

マレーシアクアラルンプールで日本人女児の誘拐未遂

 

【7月20日参考情報】 在コタキナバル日本国総領事館からの情報

 

『国際海事局(IMB)から,サバ東部グリサン島(PULAU GULISAN)における誘拐脅威情報が寄せられています。脅威情報の内容は,「外国人または船舶を標的とした誘拐行為が,同島とその周辺でアブサヤフグループによって計画されている。」というものです。

 

  • 当該海域では誘拐リスクが非常に高いことを認識し、現地には絶対に赴かないようにしてください。
  • サバ州沖を航行する船舶は、当該地域周辺の海域を通過する際は、厳重に警戒してください。』