0.日本人向けの緊急連絡先

◎在バングラデシュ日本国大使館:+880-(0)2-9840010
緊急時連絡先: +880-(0)961-1886753

 

◎警察:TEL 999
(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

1.総論

バングラデシュに対する渡航情報は各国政府の間で差があります。オーストラリア政府が最も高い警戒レベルでアドバイスを発しており、次いでアメリカ政府、日本政府、イギリス政府の順番です。オーストラリア政府、日本政府は全土共通のアドバイスとなっていますが、アメリカ政府は首都ダッカとチッタゴン丘陵地域について他地区より一段階高いレベルの警戒情報を定めており、イギリス政府はチッタゴン丘陵地域について他地区より一段高いレベルの警戒情報を定めています。

 

【海外安全.jpのコメント】

2016年以前は南アジア地域各国の中でも、比較的安全とされていた国でした。大規模政治でもによる道路封鎖が頻発する等、政治的に不安定でしたが、テロに分類されるような事案はほとんど発生していなかったためです。
しかしながら、2016年以降は外国人も犠牲になる事案が複数発生しており、特に同年7月1日のダッカレストラン襲撃事件では日本人の方も7名がお亡くなりになっています。同事件後治安当局は断続的にテロを計画するような過激主義者を摘発しています。
ここ一年ほど、大きなテロは発生していませんが、各国政府は引き続き高いレベルで警戒が必要であるとしています。現地での活動が必要な場合は、渡航前に十分現地事情を調査し、安全対策を検討した上で、渡航することをおススメします。併せて、渡航前に日本政府外務省が運営する「たびレジ」で具体的な渡航日程の登録を強く推奨します。

 

2.日本政府の危険情報

 

日本政府はバングラデシュ全土に対し「レベル2:不要不急の渡航はやめてください」としています。ただし、2016年7月に発生したダッカでのレストラン襲撃事件で日本人7名が殺害されたことも踏まえ、「テロに対する特別警戒」が必要である旨記載があります。
現地でテロ被害に遭わないためにもテロの標的となりやすい施設への訪問を控える、普段から目立たないように行動する、といった注意事項が記載されているため、渡航を計画される方は必ず日本政府の危険情報をご確認の上、渡航を具体化してください。

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

ダッカ/チッタゴン丘陵地帯
上記以外の地域
アメリカ政府はダッカおよびバングラデシュ南東部(チッタゴン丘陵地帯)に対し、4段階中上から2番目の「渡航の必要性を再検討してください:Reconsider travel」を発しています。それ以外の地域に対しては「十分警戒してください:Exercise increased caution」を発し、一般犯罪とテロの脅威が高いことを明記しています。
また、具体的なアドバイスとして以下三点明記しています。
・デモや政治集会を避けること
・強盗には抵抗せず、安全な場所に逃げてから通報すること
・徒歩やバイク、自転車、リキシャ等無防備な移動手段を使用しないこと

 

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

イギリス政府はチッタゴン丘陵地域を「必要不可欠な渡航以外は避けてください:Advise against all but essential travel」、それ以外の地域を「渡航前に注意事項を確認してください:See our travel advice before travelling」としています。
イギリス政府が最も注意を払っているのは、隣国ミャンマーから流入しているロヒンギャ難民問題です。その次に全土を対象として、テロの危険性がある点注意喚起しています。

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

オーストラリア政府はオーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。バングラデシュに対しては全土に対し二番目に危険度が高い「渡航の必要性を再検討してください:Reconsider your need to travel」とされています。
2016年7月にダッカで発生したテロを踏まえ、テロへの警戒を最大限高めることが推奨されています。

 

6.最近の治安ニュース

年末に予定されていた総選挙の日程が正式に12月30日と決定しました。関連の選挙キャンペーンは12月10日より開始される見込みです

バングラデシュ総選挙に向けた注意喚起

 

11月26日付でオーストラリア政府が選挙に関連した政治活動への注意呼びかけを行っています。

 

今後選挙に向けて与野党の選挙活動が活発化し、国内各主要都市内での移動が困難になる、立候補者や選挙活動を狙った小規模な爆発事件等が発生するなどの事態が否定しきれません。

 

9月10日バングラデシュ最大野党BNP(バングラデシュ人民党)は総選挙前に同党党首カレダ・ジアを釈放するよう要求する集会を開催しています。

 

9月10日 日本政府外務省は今後の選挙活動活発化に向けた一般的な注意喚起を発表しました。