0.オランダにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在オランダ日本国大使館  :+31-(0)70 ‐346-9544

 

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警察・救急・消防  :112

 

1.総論

オランダに対しては、各国政府ともテロへの一定の警戒を有しています。オランダ安全司法省テロ対策調整官組織(NCTV)が定めるテロ警戒レベルは2013年に5段階のうち上から2番目である「substantial(相当程度)」の状態に引き上げられたままとなっています。
日本政府の危険情報では、文章でテロへの警戒を怠らないよう記載されているものの、地図上の色分けやレベル設定はされていません。他方で、アメリカ政府はテロへの警戒を理由として「十分警戒してください:Exercise increased caution」を設定しています。
一般犯罪の発生率も日本と比べれば高く、日本政府によれば同国内で犯罪被害に遭う日本人は年間100件以上とされています。オーストラリア政府も窃盗、スリ、置き引きが頻発している旨注意喚起されており、一般犯罪への注意も必要であると言えます。

 

【海外安全.jpのコメント】

過去オランダ国内で大規模なテロは発生していませんが、ISISに共感してイラクやシリアに渡航したオランダ人は約300人とされています。また、欧州全体にも当てはまりますが、政府は各地からの移民流入に伴う治安悪化への警戒も高めている状況です。

各国のトラベルアドバイスにある通り、テロへの警戒が必要な国の一つであり、警戒を怠ると何らかの事案に巻き込まれてもおかしくはない状況と考えています。

 

一般犯罪、特に窃盗、強盗の発生件数が多いため、日本国内とは違うレベルでの警戒が必要です。手荷物からは目を離さない、貴重品はしっかりと管理する、といった基本的な安全対策をおススメします。

 

2.日本政府の危険情報

 

全土に対し、特段の注意喚起はありません。

ただし、文章上はテロへの警戒を怠らないこと、また一般犯罪には注意するよう明記されています。一般犯罪が特に多い地域として以下三か所が例示されています。

(1)アムステルダム中央駅及びその周辺,ダム広場周辺(「飾り窓」地域)
(2)スキポール空港(出発・到着ロビー,両替所付近,タクシー乗り場及び駐車場付近)
(3)アムステルダム中央駅からダム広場付近,国立美術館,ゴッホ美術館付近のフォンデルパーク等の観光名所やアウトレットモール等の大型ショッピング施設

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

全土

テロへの警戒が必要であることを理由として全土が「十分警戒してください:Exercise increased caution」の対象となっています。

周囲の不審物、不審人物に常に注意するよう呼びかけられています。

 

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

テロへの警戒、スリや窃盗への注意が最初に記載されています。

他国向けのアドバイスに比較すると注意喚起のトーンは高いように見受けられます。

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

オーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。

オランダは全土が下から二番目の「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」となっており、特段の注意喚起はありません。ただし、常識に従って、不審な動きをする人物や不審物があれば警戒するように呼び掛けています。

 

6.最近の治安ニュース

・2018年9月27日 国内の大規模イベントへのテロを計画していたとして、東部アーネム及び南部ヴェールトで合計7名が逮捕されています。治安を管轄する司法・安全大臣はこの機にオランダのテロ脅威度は依然5段階のうち上から2番目である「substantial(相当程度)」であることを改めて表明し、警戒を呼びかけています。

 

・2018年8月31日 首都アムステルダムの中央駅でナイフを持った男が外国人旅行客2名に切りかかる事案が発生しました。