0.スリランカにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在スリランカ日本国大使館  :+94‐(0)11‐269‐3831~3833

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警察  :119(観光警察は1912)

◎救急  :1990

◎消防  :110

 

1.総論

スリランカに対しては、各国政府とも安全度が高いと評価しています。
一般犯罪の発生率も日本と比べれば高く、特に殺人事件発生率は日本の約3倍に達しますが、英語圏各国のトラベルアドバイス上は注意喚起がありません。日本政府外務省は犯罪発生率が日本よりも高い点を踏まえ、繰り返し犯罪への注意を怠らないよう呼び掛けています。

 

【海外安全.jpのコメント】

各国政府とも、スリランカへ渡航する国民への注意喚起は最小限です。直近で大きなテロ事件等は発生しておらず、外国人誘拐などもほとんど報告はありません。一般犯罪の発生率は日本よりも高く、また女性に対するいやがらせなども発生しているため油断は禁物ですが、世界的に見れば、治安が安定している国と言えます。

 

ただし、20年ほど前までは事実上の内戦状態が発生した国であることは念頭に置いておくことをおススメします。つまり、深刻な民族、宗教、利害対立が近い過去に発生しており、政治的、経済的等の状況変化があればいつどのような形で対立が発生するか見通せないということです。

スリランカに滞在される際は現地のニュースや日本政府/大使館から発信される最新情報に注意し、万が一事態が急変しても対応できるようにしておくことをおススメします。

 

 

2.日本政府の危険情報

 

全土に対し、「レベル1:十分注意してください」が設定されています。

テロや誘拐に対する注意喚起はそれほど強くありませんが、一般犯罪や詐欺、女性に対するいやがらせには注意するよう明記されています。

 

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

全土

特段の注意喚起はありません。
全土が「一般的な注意を払ってください:Exercise normal precaution」の対象です。

 

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

特段の注意喚起はありません。

政治情勢が変化しやすく、大規模なデモ等が発生した際にはその場に近づかないよう注意喚起されています。

外国人を標的とした犯罪はそれほど多くないと書かれています。他方、他国に対するアドバイスと違い、欧米人女性に対する口頭および物理的な嫌がらせが発生しており、女性への注意を呼び掛けていることが特徴です。

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

 

オーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。スリランカは全土が下から二番目の「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」となっており、特段強い注意喚起はなく、全体として、常識に従って、不審な動きをする人物や不審物があれば警戒するように呼び掛けています。

 

ただし、政治的な情勢の変化に伴い、大規模なデモ等が発生した場合には、最新の情報に基づいて注意深く行動するよう呼びかけられています。イギリス政府のアドバイス同様、女性に対する注意も詳しく記載されています。

 

6.最近の治安ニュース

2018年10月26日 シリセナ大統領が突然ウィクラマシンハ首相を解任し、前大統領のラージャパクサ氏を首相に任命しました。他方で、ウィクラマシンハ氏はこの解任は憲法違反であると主張しています。

各国のトラベルアドバイスにある通り、「政治的な状況の急変」があり得る環境となっています。

スリランカ首相交代に伴う政治的混乱