0.ボスニア・ヘルツェゴビナにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館 :+387-(0)33-277-500

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警察 :122

◎救急 :124

◎消防 :123

 

1.総論

ボスニア・ヘルツェゴビナに対しては、各国政府とも一定の安全が確保されていると評価しています。ただし、いずれの政府も20年前に集結した紛争の名残である地雷や不発弾などが各地に残っている点は明記されています。
アメリカ政府はテロのリスクを他国に比して重く見ており、リスクレベルも明確に一段高く設定されています。一般犯罪については、いずれの国も強い注意喚起はなされていません。

 

【海外安全.jpのコメント】

各国政府とも、ボスニア・ヘルツェゴビナへ渡航する国民への注意喚起はそれほど高くありません。日本政府とアメリカ政府は地雷の危険を踏まえ、リスクレベルが明確になっています。イギリス政府とオーストラリア政府のトラベルアドバイスは一見安全上懸念が少ないように見えますが、地雷や不発弾のリスクは文章で明記されていますのでご注意下さい。

 

20年以上前の紛争終結後、過去にテロに類する事案が発生してきた歴史はありますが、大規模なテロには至っていません。ただし、難民の欧州への流入経路になっていることも踏まえ、テロが発生してもおかしくない状況ではあると思われます。一般犯罪は欧州諸国と比較して多いわけではありませんが、近年強盗や強姦が増加傾向にあるとの報告もあるため、注意が必要です。

 

2.日本政府の危険情報

 

全土に対し、特段の注意喚起はありませんが、かつての紛争の名残で、地雷が埋まっている地域がある旨注意書きがあります。テロや一般犯罪への強い注意喚起はありませんが、地雷への注意喚起は以下の通り具体的です。

「ドクロ・マーク」や「MINE」等で標示されていますので,こうした標示のある埋設場所には近づかないようにしてください。また,「ドクロ・マーク」等の標示がなかったり,マークが外されてしまったりしている埋設場所もありますので,草むらや未舗装の道路,廃墟や廃村及び果樹園等には現地事情に詳しいガイドを伴わずに立ち入ることは避けてください。

 

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

全土

全土が「十分警戒してください:Exercise increased caution」の対象です。テロの危険性があること、また各地に点在する地雷の危険性があることがその理由として挙げられています。

 

テロについては宗教施設、空港や駅等の交通拠点、マーケットやイベント等人が多く集まる場所などへの長居を避けるようアドバイスされています。

(なおアメリカ政府のトラベルアドバイザリーには記載されていませんが、2011年にはサラエボのアメリカ大使館に向けて男が自動小銃を発砲する事件がありました)

 

地雷が存在している場所は明確にマークされていることが多いものの、年間数人は地雷により負傷していることが明記されています。

 

 

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

イギリス政府は危険レベルを地図上の色分けや文言の形式で示していません。

特段の注意喚起はありませんが地雷の危険を避けるため山中や田舎等で道路や街中から離れた場所には立ち入らないよう記載されています。

 

 

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

 

 

オーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。

ボスニア・ヘルツェゴビナは全土が下から二番目の「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」となっています。ただし、常識に従って、不審な動きをする人物や不審物があれば警戒するように呼び掛けています。

難民申請者や移民希望者がボスニア・ヘルツェゴビナ経由で欧州各国へ向かうため、そうした人たちと地元民のトラブルに注意するようコメントがついています。

また、明確に注意喚起がなされていない地雷があるため、人が通らない場所には立ち入らないよう注意喚起がされています。

 

6.最近の治安ニュース

(リンク挿入予定)