0.モルドバにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在モルドバ日本国大使館 :+373-(0)22-23-3800

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警察   : 902

◎救急車  : 903

◎消防車  : 901

 

 

1.総論

モルドバに対しては、各国政府ともニストル川よりも東側、トランスニストリアを除いて安全度が高いと評価しています。一般犯罪の発生率も高いというレベルではなく、日本人の方が常識的に行動していれば、トラブルに直面することは少ないであろう、と言えます。

 

【海外安全.jpのコメント】

各国政府とも、トランスニストリアを除き、モルドバへ渡航する国民への注意喚起は最小限です。単独もしくは数人の実行犯による小規模な攻撃等、テロを完全に排除することはできませんが、現状、大規模なテロの標的としてあえてモルドバを狙う理由は見当たりません。オーストラリア政府のアドバイスにあるように「常識的な行動をとる」ことができれば不必要なトラブルは回避できます。

唯一気を付けるとすれば、トランスニストリア地域について、モルドバ政府がコントロールできていない点です。特に隣国ウクライナから陸路でモルドバに移動される場合、最短距離であればトランスニストリアを経由しますが、同地域内でトラブルが発生した場合、モルドバ政府、在モルドバ日本国大使館のいずれも速やかな援護が難しいという状況になり得ます。安全を優先するのであれば、多少遠回りでもトランスニストリアを避けて移動されることがおススメです。

 

2.日本政府の危険情報

ニストル川よりも東側、トランスニストリアを除き特段の危険情報は設定されていません。トランスニストリア地域についても危険情報は「レベル1:十分注意してください」であり、治安上警戒レベルはそれほど高くありません。

ただし、トランスニストリア地域はモルドバ政府の施政権が及んでおらず、万が一事件・事故に巻き込まれた場合でもモルドバ政府が十分な救済措置を講じることができないことがある旨記載されています。

加えて以下の記載がありますので、ご注意ください。

モルドバに入国するにあたってトランスニストリア地域を経由した場合,モルドバの入国スタンプが押印されないため,その後モルドバから他国へ出国する場合,または滞在登録手続き(90日以上滞在の場合必要)を行う際に支障を来す可能性があります。このような場合は,国境警備局に出頭して事情を説明する必要があります。
 ※過去,ウクライナから陸路でトランスニストリア地域を経由してモルドバに入国した邦人旅行者が,モルドバへの入国スタンプが押印されていなかったことから,ルーマニアへ出国しようとした際,モルドバ国境警備官から「入国事実が確認できない」として不法入国の疑いをかけられ,トラブルとなった事例があります。

 

なお、一般犯罪に対して、それほど強い注意喚起は発せられていませんが、モルドバでは特に秋から冬にかけて一般犯罪が増加する傾向にあることが記載されています。

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

トランスニストリアを除く全域

トランスニストリア地域

現時点まで未解決の紛争状態が続き、モルドバ政府の支配が及んでいないトランスニストリア地域については「十分警戒してください:Exercise increased caution」の対象となっています。それ以外の地域については「一般的な注意を払ってください:Exercise normal precaution」の対象です。

 

特にトランスニストリア地域で多く存在する軍事施設等の写真を撮影した場合に現地当局と予期しないトラブルが発生しうる点注意喚起がなされています。

 

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

イギリス政府は危険レベルを地図上の色分けや文言の形式で示していません。ただし、トランスニストリア地域はモルドバ政府のコントロールが及んでおらず、万が一同地域でトラブルに見舞われても、在モルドバイギリス大使館が十分な保護を提供できない可能性がある旨記載されています。

 

また、トランスニストリア以外の地域でも政治的なデモが突発的に発生する可能性が記載されており、イギリス国民に対してそうした集会への接近には注意するよう呼び掛けています。

 

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

オーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。モルドバについては、トランスニストリア地域を除く全土が下から二番目の「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」、トランスニストリア地域が下から三番目(上から三番目)の「渡航の必要性を再検討してください:Reconsider your need to travel」となっています。

 

 

トランスニストニア以外の地域では特段の注意喚起はありません。ただし、常識に従って、不審な動きをする人物や不審物があれば警戒するように呼び掛けています。

 

6.最近の治安ニュース

(リンク挿入予定)