0.デンマークにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在デンマーク日本国大使館 :+45‐33-11-3344

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

 
◎非常時(警察/消防/救急)  :112(国内共通)

 

1.総論

デンマークに対しては、各国政府とも安全度が高いと評価しています。ただし、安全度が高いとされる他のヨーロッパ諸国と比して、テロへの警戒度は高くなっています。特に顕著なのはアメリカのトラベルアドバイスで、全土に対し、テロへの警戒が必要なことを理由として「十分警戒してください:Exercise increased caution」を設定しています。
一般犯罪の発生率も日本と比べれば高く、日本政府外務省はスリや置き引き等盗難被害への注意を呼び掛けています。また、近年銃器の摘発が相次いでいることも指摘されています。

 

【海外安全.jpのコメント】

各国政府とも、デンマークに対し、ある程度は安全だと評価していますが、2015年に首都コペンハーゲンに2件の銃撃テロが発生していることや同国からISISに参加した国民が一定数いることなどから、テロへの警戒が必要としています。

デンマークを訪問される際は周囲に不審物、不審人物等がいないか、警戒を怠らないようにしてください。万が一、「気持ち悪さ」を感じた際には念には念を入れて、その場を離れるという判断が重要です。

そのほか、スリや置き引きといった一般犯罪も多く発生しています。コペンハーゲン市内で麻薬の取引が行われているとの情報もあり、そういった犯罪集団に関わらないことがご自身の安全確保のためにも重要であることを認識してください。

 

2.日本政府の危険情報

全土に対し、特段の注意喚起はありません。

ただし、デンマークでは若年層を中心に薬物中毒が広がっていることや流入している外国人犯罪者らによる一般犯罪への注意が必要であることが明記されています。近年銃を用いた犯罪が相次いでおり、銃の摘発が相次いでいることも説明されています。犯罪に巻き込まれないよう十分注意が必要であることが繰り返し説明されています。

また、2015年2月には首都コペンハーゲン市内でイスラム過激派に影響を受けた男により、表現の自由に関する討論会の会場とユダヤ教の礼拝施設に対する銃撃テロ事件が発生したことを踏まえ、テロに対する警戒が必要であることも注意喚起されています。

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

全土

テロへの警戒が必要なことを理由として、全土が「十分警戒してください:Exercise increased caution」となっています。デンマーク滞在中は周囲の状況に十分注意し、大勢の人が集まる場所や観光名所等で警戒を怠らないようアドバイスが記載されています。

 

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

コペンハーゲンを中心として、スリや窃盗が多く発生していることについて記載があります。また、テロについては、いくつかの試みがあったものの、デンマーク当局が未然に摘発を繰り返してるとの記載があります。

 

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

オーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。デンマークは全土が下から二番目の「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」となっており、特段の注意喚起はありませんが、テロの発生に十分注意するよう、記載があります。常識に従って、不審な動きをする人物や不審物があれば警戒するように呼び掛けています。

 

 

6.最近の治安ニュース

2018年8月1日 Protests in Denmark as ‘burqa ban’ comes into effect amid protests

公共の場でヴェールやスカーフ等により顔全体を覆うものの着用を禁止する法律が施行されました。個人の選択によって衣類を選ぶ権利を侵害しているとして、イスラム教徒以外からも批判がある一方で、安全確保のために必要な法律である、との意見もあります。賛成派や反対派によるデモ、政治集会等は今後も発生しうることにご注意ください。