0.モルディブにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在モルディブ日本国大使館   :+960-330-0087

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警察  :119

◎救急  :102

◎消防  :118

 

1.総論

モルディブに対しては、日本政府外務省は安全度が高いと評価している一方で、米国は全土に対し、一定の警戒が必要であるとしています。また、英国およびオーストラリア政府は首都のあるマレ島とその他地域でアドバイスのレベルに差をつけています。
各国ともテロの危険性はそれほど高くないと評価していますが、特に首都周辺での反政府デモや選挙に関連した政治活動及びそれに伴う市民騒乱への警戒が必要との記載があります。
各国とも一般犯罪に対する注意喚起はそれほど強いトーンで記載されていません。日本政府外務省は首都マレでのひったくり、リゾート島での遊泳中の置き引き等に注意するよう呼び掛けています。

 
 

【海外安全.jpのコメント】

モルディブに対する各国のアドバイザリーは若干ばらつきがあります。日本政府は首都のあるマレ島を含めて危険情報を設定していませんが、他国は特にマレ島ではリゾート島に比べて警戒が必要である点自国民に呼び掛けている点を強調しておきます。

現在の治安情勢からは、大規模なテロの標的としてあえてモルディブを狙う理由は見当たりません。オーストラリア政府のアドバイスにあるように「常識的な行動をとる」ことができれば不必要なトラブルは回避できます。

 

 

2.日本政府の危険情報

 

全土に対し、特段の注意喚起はありません。

ただし2018年に大統領選挙、2019年に国会議員選挙が行われるため、政治集会等関連する政治活動が年間を通じて行われる点注意喚起があります。

 

他国と比較して一般犯罪への警戒を呼び掛ける文章もそれほど多くありません。ただ、日本と同じように過ごすのではなく、以下の通り一定の警戒をするよう注意を呼び掛けています。

 

首都マレでは,窃盗事件,特にひったくりが多く発生しており,歩行中は車道側にハンドバッグ等を持たないようにするなど注意が必要です。
リゾート島(リゾート施設のある島)では外国人が被害者となる犯罪例は少ないですが,水泳中の置き引きや空き巣には十分注意する必要があります。ホテル等での滞在中は,ドアや窓は確実に施錠する,セーフティー・ボックスを利用するなどして貴重品を管理する,多額の現金は持ち歩かない,不特定多数の人が集まる空港等では荷物から目を離さない等の,海外旅行の基本的な防犯対策に留意してください。

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

全土

テロと市民騒乱の危険性があるため、四段階で下から二番目の脅威レベル「十分警戒してください:Exercise increased caution」が設定されています。2018年2月~3月にかけて首都マレ周辺で発生した大規模な反政府デモが紹介されており、大規模な集会等には近づかないよう注意喚起がなされています。

 

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

特段の注意喚起はありません。

2018年2月、3月に発生した大規模反政府デモに伴い、国家非常事態宣言が発令された経緯が記載されています。類似の事態が発生した場合には首都マレのあるマレ島や国際空港周辺にも影響が出る旨明記されています。

 

他方で、イギリス人の多くが滞在するのはマレ島ではなく、リゾート島であること、リゾート等では一般犯罪を含めマレ島よりもテロや暴動、一般犯罪リスクは低い旨記載があります。マレ島ではギャング等によるナイフを用いた犯罪が増加傾向にあるため、マレ島では注意が必要とされています。

 

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

 

オーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。

モルディブの大部分は下から二番目の「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」となっており、特段の注意喚起はありません。ただし、常識に従って、不審な動きをする人物や不審物があれば警戒するように呼び掛けています。

 

唯一首都のあるマレ島はもう一段階上の「十分警戒してください:Exercise high degree of caution」が設定されています。この要因は大規模な集会等に伴う市民騒乱が懸念されるためとなっています。

 

6.最近の治安ニュース

2018年10月21日 9月に実施された大統領選挙結果に対する不服申し立てを最高裁が棄却し、結果が確定しました

ワシントンポストの関連記事