0.アルジェリアにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在アルジェリア日本国大使館   :+213-(0)21-912004

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警察 :17 、 1548

◎救急 :3016

◎消防 :14

 

ディスクレイマー

・本ページは日本・アメリカ・イギリス・オーストラリアの各政府が発表しているトラベルアドバイス類を比較し、情報提供を行うことを目的としています。

・当サイトに記載の情報は、各国政府の発表内容及び当サイトが信頼に足ると判断した各種メディア情報を踏まえて掲載しています。

・本ページに記載された内容は各国における皆様の安全を担保するものではありません。

・当サイトでは、本ページ記載の情報を基に行った皆様の判断によって引き起こされる損害等の責任は負いかねます。

・海外への渡航に際しては、日本政府外務省や所属されている組織/団体、旅行会社等の具体的な助言に従い、ご自身で安全確保に努めていただくようお願いします。

 

1.総論

アルジェリアに対しては、いずれの政府もリスク評価はほぼ一致しています。ただし、イギリス政府発表の地図上では国土の大部分が緑色(「渡航前に注意事項を確認してください:See our travel advice before travelling」)となっており、他国政府よりも一段注意喚起がやや弱くなっています。
ただし、いずれの政府も全国的に誘拐やテロ、また反政府デモ等への強い注意喚起が記載されており、全体的に渡航を控えるよう呼びかける文言が目立ちます。いずれの国も陸路での国内移動は極力避けること、都市部以外での移動の際は信頼できるガイドを雇用すること、単独行動や夜間移動を避けること、といった注意喚起が共通しています、

 

 

【海外安全.jpのコメント】

2013年1月に南部イリジ県イナメナスの天然ガスプラントで日本人10名を含む48名が死亡した事案が発生した国です。現在に至るまで、アルカイダやISISに関連する複数の武装勢力の活動が確認されており、治安当局は抑え込みの努力を継続していますが治安が十分に改善したとは言えない状況です。

特に南部、サハラ砂漠地帯では武装勢力の活動が活発であり、よほどの理由がない限り、個人での旅行はおススメできません。旅行をする場合には信頼できる政府公認ガイドを雇用し、彼らの

 

加えて、現在大統領選挙が先送りになったままの状態であり、政治的にも不安定であるという要素も否めません。首都アルジェではしばしば民衆による反政府デモが発生しており、その一部では暴力的な行為も観察されています。

 

首都アルジェ市内をはじめ大都市では強盗、窃盗、自動車盗、車上狙い、引ったくりや薬物犯罪等が増加しているとの報告もあります。比較的テロや誘拐の少ない北部の都市圏であっても日本とは違う治安環境であることを認識し、十分注意の上滞在するようおススメします。

 

2.日本政府の危険情報

 

「レベル4:退避してください。渡航は止めてください」が設定されている地域

リビア、ニジェール、マリ、モーリタニアとの国境地帯

イリジ県イナメナス地区

 

「レベル3:渡航は止めてください」が設定されている地域

テベッサ県、

ヘンシェラ県、

エル・ウェッド県及びウアルグラ県のチュニジア国境地帯、

ベジャイア県のベジャイア地区から西の地域(ベジャイア地区を除く)

ティジ・ウズ県のディジ・ウズ市街地以外、

アイン・デフラ県、

イリジ県(レベル4地域を除く)

タマンラセット県(レベル4地域を除く)

アドラール県南部地域(レベル4地域を除く)

 

「レベル2:不要不急の渡航を止めてください」が設定されている地域

バトナ県、

ブイラ県、

ベジャイア県のベジャイア地区から東の地域及びベジャイア地区、

ブーメルデス県

ティジ・ウズ県のティジ・ウズ市街地、

ティンドゥーフ県(レベル4地域を除く)

 

「レベル1:十分注意してください」が設定されている地域

・上記を除く全土

 

アルジェリアは治安情勢が安定しておらず、テロや誘拐、デモ、一般犯罪のいずれのリスクも存在していることが記載されています。特にテロについては多くの武装グループが地方部で活動を継続していることが詳細に記載されています。

アルジェリア国内では可能な限り空路で移動すること、また砂漠地帯に滞在する場合は義務付けられている政府公認ガイドを雇用し、単独行動を避けること、また指定された観光コース以外の地域や国境地帯に絶対に近づかないこと

アルジェリア国内においては,可能な限り空路で移動し,安全確保に努めてください。また,砂漠地帯に渡航・滞在される場合には,政府公認ガイドの同行が義務付けられていますので,単独行動は避けるとともに,現地のガイドの指示に従い,誘拐を避けるため,指定された観光コース以外の地域や国境地帯には絶対に近づかないようにしてください(アルジェリア南部地域には,「危険レベル3(渡航中止勧告)」を発出していますので,渡航は止めてください)。

 

 

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

チュニジアとの国境から50キロ以内の地域

リビア、ニジェール、マリ、モーリタニアとの国境から250キロ以内の地域

サハラ砂漠地帯(具体的な県名は指定されていません)

 

テロや誘拐の危険性が極めて高いため、最もレベルの高い注意喚起である「渡航を中止してください: Do not travel」が設定されています。

上記の地域を除く全土

 

全国的にテロリストグループの活動が観察されており、注意が必要である旨記載があります。テロの多くは地方部で発生しているものの、都市部で発生してもおかしくないとの指摘もあります。

 

また、アルジェリア滞在中、特に大都市の外に出かける場合は現地当局に自身の旅程を通知すること、できるだけ空路で移動し、陸路で移動する場合でも幹線道路を外れないようにすること、といったアドバイスが記載されています。

 

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

 

「渡航を推奨しません:Advise against all travel」が設定されている地域
・南部および東部、リビア、モーリタニア、マリ、ニジェールとの国境から30キロの地域
・チュニジアとの国境から30キロ以内のイリジ県、ウアルグラ県内のエリア、チャンビ山岳地帯(テベッサ県)
「必要不可欠な渡航以外は避けてください:Advise against all but essential travel」
・チュニジアとの国境から30キロ以内(「渡航を推奨しません」の設定地域を除く)
「渡航前に注意事項を確認してください:See our travel advice before travelling」
上記を除く全土
地図上大部分が緑色で表示されているものの、全国的にデモやテロのリスクが高いことが記載されています。特に南部で武装集団による誘拐リスクが高いことが明記されています。不慣れな場所で単独移動すること、特に夜間の移動は極めてリスクが高い旨注意喚起されています。

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

オーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。

5段階中最もレベルの高い「渡航を取りやめてください:Do not travel」が南部マリ、ニジェールとの国境から450キロ以内、モーリタニア、チュニジア、リビアとの国境から100キロ以内に設定されています。

首都アルジェは5段階中真ん中となる「十分警戒してください:Exercise high degree of caution」が設定されています。残る全土は5段階中上から2番目となる「渡航の必要性を再検討してください:Reconsider your need to travel」が設定されています。

 

 

全国的にテロの脅威、特に西欧諸国関係者、関係機関に対するテロが懸念される旨強く注意喚起されています。また、誘拐のリスクが高いことも明記されています。アルジェリア滞在中は常に身の安全に注意するよう呼びかけられています。

国内の陸路移動は極力避けるよう注意喚起がなされています(特に南部イリジ県及びタマンラセット県)

 

6.最近の治安ニュース

2013年1月13日、アルジェリア南部イリジ県イナメナスの天然ガス精製プラントに対し、大規模な襲撃テロが発生しています。株式会社日揮もこのプラントプロジェクトに参加しており、合計10名の同社関係者が亡くなっています。

参考:NHKクローズアップ現代の特集番組HP(2013年1月21日放送)