0.日本人向けの緊急連絡先

◎在英日本国大使館:+44-(0)20-7465-6500

◎在エディンバラ日本国総領事館:+44-(0)131-225-4777

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

 

◎警察・救急車・消防署共通:999(全国共通、公衆電話等からコインなしでかけられます)

1.総論

日本、アメリカ、オーストラリアの政府はイギリスに対して、それほど高い脅威度を設定していません。ただし、特にアメリカはイギリス国内でのテロ発生が警戒されることを踏まえて、この三か国の中でも比較的警戒レベルを上げてアメリカ国民へのトラベルアドバイザリーとしています。なお、イギリス政府自身が自国でのテロの脅威について5段階中上から2番目の「Severe」と評価しています。

日本とオーストラリアはテロに対して一定の注意が必要であると記載しつつも、地図上では安全な国であると評価しています。

 

【海外安全.jpのコメント】

各国ともイギリスへ渡航する国民への注意喚起は最小限と言えます。他方で、イギリス政府自身が自国に対するテロの脅威を依然として高いと見ている点には注意が必要です。2017年の一年間で4件テロに分類される事案が発生しており、いずれも複数の方が死傷しています。加えて、昨年発生している4件のテロではいずれも事件後にISに関連する通信社が犯行声明を発表しており、ISが標的とする国の一つであることは間違いありません。

各国政府のトラベルアドバイスは低めではありますが、不用意なテロの巻き添え被害に遭わないためにも、イギリス滞在中は周囲に不審人物がいないか、不審物が放置されていないか、など十分注意をしながら行動するようにしてください。

 

 

2.日本政府の危険情報

日本政府はイギリスに対し、危険情報として脅威度のレベルを示していません(「レベル1:十分注意してください」よりも安全と評価)。ただし、2017年3月、6月、9月にロンドンで、同年5月に中部マンチェスターでテロ事件が発生していることを踏まえ「テロに対する特別警戒」(PDFファイル)が必要であるとしています。

テロ以外でも特に日本人が被害に遭った事例の多いスリ・置き引き・路上強盗への注意喚起が行われています。世界的に見れば比較的安全な国ではありますが、日本と比べれば犯罪発生率は高く、日本で過ごしている時と比べて注意が必要である点が再三強調されています。

 

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

全土

アメリカ政府は特にテロのリスクが依然として想定されることを踏まえ、イギリス全土に対するリスク評価を「十分警戒してください:Exercise increased caution」としています。

周囲の状況によく注意し、特にレストランやホテル、観光名所、宗教シンボル、大きなスポーツや文化イベント等不特定多数の人が集まる場所では警戒を怠らないよう呼び掛けています。

 

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

イギリス政府にとってイギリスは自国であり、トラベルアドバイスはありません。

ただし、イギリス政府は自国に対するテロの脅威について5段階評価で上から2番目となる「Severe」に設定しています。

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

オーストラリア政府はオーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。

イギリスは下から二番目の「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」となっており、特段の注意喚起はありません。ただし、常識に従って、不審な動きをする人物や不審物があれば警戒するように呼び掛けています。

 

6.最近の治安ニュース

2018年8月21日 ロンドン市内キングズベリー駅周辺での発砲事件(3名負傷)

【参考情報】中部マンチェスターで発生したアリアナ・グランデさんコンサート会場でのテロ被害分析記事