リバプール病院駐車場での爆弾テロ事案

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2021年11月14日イギリス北西部リバプール市内の産婦人科病院の駐車場で爆発が発生し、1名が死亡、1名が負傷しました。本件に関連して治安当局は3名をテロ容疑で逮捕したと発表しました。

 

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駐車場で爆発・炎上する乗用車の写真(BBCのウェブサイトよりキャプチャ)

 

事件は第一次及び第二次世界大戦の犠牲者を悼む2分間の黙とう中に発生し、タクシーの乗客が死亡、運転手が負傷したとのこと。事件に関与したとされる3名が逮捕されていますが、治安当局によれば引き続き爆発の原因を調査中であり、本事案をテロと断定したわけではない旨発表されています。

 

追記

15日、イギリス治安当局は本件を「自家製爆弾を用いたテロ」であると断定した旨発表しました。また、この発表に続いて国家テロ警戒レベル(National Threat Level)を5段階中上から二番目となる’Severe’に引き上げました。本年2月にSevereからSubstantialに引き下げられて以降9カ月ぶりの引き上げとなります。

 

17日本事案の捜査を進めていたイギリステロ対策当局は死亡した人物がタクシーに持ち込んだ爆弾が爆発したものであると確認しました。警察の発表によれば死亡した犯人は2021年4月から約7カ月にわたって爆弾テロを計画していたことも確認できたとのこと。犯人は市内の住宅で爆弾を作成したこともわかっています。

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