0.ペルーにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在ペルー日本国大使館  :+51-1-219-9500

 

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警察  :105

◎救急  :116

◎消防  :116

 

1.総論

ペルーに対しては、各国のリスク評価はまちまちです。

コロンビア国境の麻薬組織への警戒、エクアドル国境での地雷や不発弾への警戒は概ね共通しています。ただし、日本、アメリカ、イギリス政府は反政府テロ組織が依然として活動を続けている中部VRAEM地域について他地域よりもリスクは高いと評価していますが、オーストラリア政府はこの地域について特段高いレベルを設定していません。

 

どの政府も主要な観光地を含め、強盗やひったくり等の被害が多発していると記載しており、自国民に注意を呼び掛けています。ただし、日本政府とアメリカ政府は国土の大部分について危険レベルを高く設定するほどではないと判断している模様です。

 

【海外安全.jpのコメント】

ペルーではコロンビア国境付近、エクアドル国境付近、そして中部VREAM地域にはできる限り近づかないことをおススメします。麻薬犯罪やテロ活動に巻き込まれた場合、日本政府やペルー政府の救出がスムーズには進まず、深刻な被害が発生しかねません。

 

首都リマやマチュピチュ、クスコ、アレキパ等主要な観光地では外国人の金品を狙った犯罪は頻繁に発生しているものの、貴重品を人前で取り出さない(スマートフォン、タブレット等含む)、夜間一人で外出しない、といった注意事項を守ることで犯罪被害を未然に防ぐことは可能です。

 

 

2.日本政府の危険情報

 

 

「レベル3:渡航は止めてください」が設定されている地域

クスコ州の一部,フニン州の一部,ワンカベリカ州の一部,アヤクチョ州の一部

 

 

「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」が設定されている地域

コロンビアとの国境地帯,アマソナス州コンドル山脈のエクアドルとの国境地帯

 

「レベル1:十分注意してください」が設定されている地域

ロレト州の一部、リマ州(リマ市(首都)及びカヤオ憲法特別市),フニン州の一部,ワンカベリカ州の一部,アヤクチョ州の一部

 

危険レベルの設定がない地域

上記を除く全土

 

ペルーではかつてセンデロ・ルミノソ等の反政府テロ組織による暴力行為が発生していたものの、治安当局の努力により現在は一部山岳地帯、アプリマック、エネ及びマンタロ川渓谷(VRAEM地域)(フニン州、ワンカベリカ州、クスコ州及びアヤクチョ州の一部をなす8郡)を中心とする地域に限定されるようになったことが記載されています。この地域については治安当局が未だコントロールしきれていない地域でもあり、どのような理由であれ立ち入ることのないよう注意喚起がなされています。

コロンビアとの国境地域は、犯罪組織による麻薬密輸ルートであり、ゲリラ組織による襲撃、誘拐の危険性があること、またエクアドルとの国境地域はかつての国境紛争の名残で地雷や不発弾が埋まっていることから危険度レベルが高く設定されています。介されています。日本人に対しては強盗に遭った際犯人が拳銃等を保有しているリスクを想定して抵抗しないこと、また被害に遭いにくいよう一人での外出は避けること、などが具体的なアドバイスとして記載されています。

 

それ以外の地域については、主として一般犯罪に注意するよう呼びかけられています。主要な観光地(リマ、クスコ、マチュピチュ、ナスカ、等)で旅行者の脅威となるようなテロ・誘拐事件の発生は確認されていませんが、外国人の旅行者を狙った強盗及びスリ・ひったくり等の一般犯罪が頻発しており、特にカメラやスマートフォン、タブレット端末、現金等の貴重品の管理に注意するよう記載があります。

 

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

ロレト州のコロンビア国境付近(約20キロ)

中部VRAEM=Valley of the Rivers Apurimac, Ene, and Mantaroと呼ばれる地域

麻薬組織やテロ組織の活動が行われていることを理由に「渡航を中止してください: Do not travel」が設定されています。

 

夜間の市街地外への外出は控えるよう注意喚起があります

 

 

上記を除く全土

 

麻薬組織による凶悪な犯罪の発生率とテロの危険性がある地域には「渡航を中止してください: Do not travel」が設定されています。特にコロンビア国境にはアメリカ政府職員も渡航禁止指示が出ている旨記載があります。

 

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

イギリス政府は危険レベルを地図上の色分けや文言の形式で示していません。

VRAEM地域は麻薬取引や組織犯罪が活発な地域であり、このエリアが他の地域よりも高リスクである旨明記されています。

 

銃を用いた強盗が観光地でも多く発生しており、イギリス人も被害に遭っている旨記載があります。犯人が銃を持っている場合、奪われた金品を取り返そうとすることはより大きなリスクを招きかねないため、無抵抗に徹するようアドバイスがあります。

また、無許可タクシー運転手による強盗行為も多いため、登録されたタクシーを用いるようアドバイスがなされています。

 

観光客向けに有用な情報を発信している英語のHPとしてペルー観光庁の英文HPが紹介されています。

 

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

オーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。

 

ペルーに対しては、コロンビアおよびエクアドル国境地域(国境から20キロ)に上から二番目の「渡航の必要性を再検討してください:Reconsider your need to travel」が設定されており、その他の地域には5段階中真ん中の「十分警戒してください:Exercise high degree of caution」が設定されています。

 

国全体として深刻な犯罪への脅威により危険レベルが高く設定されています。常に身の回りの安全に気を配り、現地報道等にも注意するよう呼びかけられています。

 

 

 

6.最近の治安ニュース

(リンク挿入予定)