0.ブルネイにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在ブルネイ日本国大使館 :+673-222-9265

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警察  :993

◎消防  :995

◎救急  :991

 

1.総論

ブルネイに対しては、各国政府とも安全度が高いと評価しています。
英語圏各国のトラベルアドバイスでは2019年4月3日に完全施行されたシャリア(イスラム法)に関する注意喚起以外に注意喚起はほぼありません。
日本政府の危険情報でも強い注意喚起は記載されていません。ただし、日本政府外務省はかつて「平和で安全な国」と言われてきた同国内で犯罪発生件数が増加傾向にあることを指摘しており、注意を呼び掛けています。

【海外安全.jpのコメント】

各国政府とも、ブルネイへ渡航する国民への注意喚起は最小限です。単独もしくは数人の実行犯による小規模な攻撃等、テロに分類できる事件も完全に否定できるものではありませんが、大規模なテロの標的としてあえてブルネイを狙う理由は見当たりません。

 

オーストラリア政府のアドバイスにあるように「常識的な行動をとる」ことができれば不必要なトラブルは回避できます。

 

他方で、各国政府が注意喚起するように、ブルネイではイスラム教の価値観に基づくシャリア(イスラム法)が施行されており、外国人であっても現地で違法とされる行為を行った場合思いがけない処罰が下されることがあります。

現地の風習、法規制を十分に理解して現地入りされることをおススメします

 

2.日本政府の危険情報

 

全土に対し、特段の注意喚起はありません。

過去凶悪犯罪の発生率が低く「平和で安全な国」と言われてきたブルネイで近年犯罪が増加傾向であることが明記されています。

 

記載されている防犯対策は一般論に留まっており、具体的な犯罪多発地域も指定されていませんが、ラマダン明け大祭や中国正月前後の犯罪率の高まりが指摘されています。

 

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

全土

特段の注意喚起はありません。
全土が「一般的な注意を払ってください:Exercise normal precaution」の対象です。

 

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

特段の注意喚起はありません。

 

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

 

オーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。

ブルネイは全土が下から二番目の「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」となっており、特段の注意喚起はありません。ただし、常識に従って、不審な動きをする人物や不審物があれば警戒するように呼び掛けています。

 

6.最近の治安ニュース

2019年4月3日より、イスラム法の完全施行されています。

イスラム教の教義に基づき、同国内での不倫や同性愛は投石による死刑、窃盗は手の切断、といった日本を含む欧米的な刑罰とは異なる罰則が定められていますのでご注意ください。

(参考)

在ブルネイ日本国大使館による注意喚起

以下同国イスラム法による処罰の対象となる事例抜粋

(1) 自宅・ホテル自室以外での飲酒・喫煙(イスラム教徒にアルコール飲料を販売、贈呈等することも禁止されています)
(2) ラマダン(断食月)中の自宅・ホテル自室以外での飲食・喫煙(日の出から日没まで)
(3) 夫婦や家族以外の男女が閉鎖された空間で過ごすこと(相手がイスラム教徒の場合)
(4) 不道徳な行為(indecent behavior)(肌が極端に露出した服装はお避け下さい)
(5) 異性装
(6) 婚前・婚外性行為、同性間性行為(相手がイスラム教徒の場合)
(7) イスラム教からの改宗、他宗教への教育
(8) イスラム教の冒涜
(9) 宗教に関する国王発言の批判・反対・侮辱
(10) イスラム教徒男性の金曜礼拝への不参加(被雇用者に礼拝をさせなかった雇用者も処罰の対象となります)