サンマリノ治安最新情報(2024年3月)/海外安全.jp


0.サンマリノにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在イタリア日本国大使館 :+39-06-487-991

(ただし、サンマリノからの電話の場合イタリアの国番号は不要です。06-487-991で大使館につながります)

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警察 :112

◎救急 :118

◎消防 :115

ディスクレイマー

・本ページは日本・アメリカ・イギリス・オーストラリアの各政府が発表しているトラベルアドバイス類を比較し、情報提供を行うことを目的としています。

・当サイトに記載の情報は、各国政府の発表内容及び当サイトが信頼に足ると判断した各種メディア情報を踏まえて掲載しています。

・本ページに記載された内容は各国における皆様の安全を担保するものではありません。

・当サイトでは、本ページ記載の情報を基に行った皆様の判断によって引き起こされる損害等の責任は負いかねます。

・海外への渡航に際しては、日本政府外務省や所属されている組織/団体、旅行会社等の具体的な助言に従い、ご自身で安全確保に努めていただくようお願いします。

・新型コロナウイルス感染症の関連情報は頻繁に変化しますので最新情報をご自身で確認いただくようお願いします。

本稿執筆監修者 / 海外安全.jp代表 尾崎由博

1981年生。2006年より国際協力機構(JICA)にて勤務。インド、パキスタン、アフガニスタン等南アジアにおける安全対策、開発支援案件の形成、実施を担当。パキスタン駐在中国政選挙や首都における大規模反政府デモ等に対応し、現場での安全管理業務ノウハウを体得。2016年7月に発生したバングラデシュ、ダッカレストラン襲撃事件後に発足した安全管理部の第一期メンバーとしてJICA安全対策制度、仕組みの多くを構築した他、組織内の緊急事態シミュレーション訓練を担当。国連機関及び世界銀行の危険地赴任者向け訓練等を受講しており、JICAのみならず国際機関の安全対策研修内容も熟知。2018年より独立、2020年株式会社海外安全管理本部を設立し代表取締役就任。クライアント行政機関、大手セキュリティー企業、開発コンサルティング企業、電力関連企業、留学関連企業、各種大学法人、一般社団法人や独立行政法人など講演実績:大阪弁護士会「パキスタン投資・リスクマネジメントセミナー」海外コンサルタンツ協会「海外活動安全強化月間セミナー」日経メッセ「セキュリティショー」「多元化する危機管理」他多数。日本経済新聞2020年11月24日付13面に寄稿記事が掲載。

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1.総論

サンマリノに対しては、各国政府とも安全度が高いと評価しています。
日本政府外務省も、他の欧州諸国と比較して強い注意喚起は行っておらず、夏の観光シーズン以外は夜の一人歩きは避けた方がよい、との呼びかけに留まっています。
アメリカ政府はサンマリノを事実上イタリアと同一視しており、サンマリノ専用のトラベルアドバイスページは存在しません。イタリア全土でのテロの可能性が警戒されるため他国に比して警戒レベルが高めに設定されているように見えますが、サンマリノそのもののリスク評価ではないものと想定されます。

【海外安全.jpのコメント】

各国政府とも、サンマリノへ渡航する国民への注意喚起は最小限です。単独もしくは数人の実行犯による小規模な攻撃等、テロに分類できる事件も完全に否定できるものではありませんが、大規模なテロの標的としてあえてサンマリノを狙う理由は見当たりません。

最低限の注意を怠らなければ安全に滞在できる国と言えます。

2.日本政府の危険情報


全土に対し、特段の注意喚起はありません。

他の欧州諸国と比較しても犯罪発生率は低く、夏の観光シーズンのように人通りが多いタイミングであれば夜間の一人歩きも問題ない旨記載があります。他方で、人通りが少なくなる夏の観光シーズン以外では夜の一人歩きを避けるようアドバイスされています。

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3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー


全土

アメリカ政府はサンマリノ専用のトラベルアドバイスページが用意されていません。サンマリノのトラベルアドバイスを求めてリンクをクリックするとイタリアのページが表示されます。イタリアはテロへの警戒を理由に全土が「十分警戒してください:Exercise increased caution」の対象となっており、サンマリノも同じレベル設定となっています。

(ただし、サンマリノそのものへのリスク評価は行われていないと想定され、レベル設定はやや過剰な印象もあります。)

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、一時「渡航を推奨しません:Advise against all travel」が設定されていましたが、現時点ではパンデミック以前、治安に基づくリスク評価に戻されています。

現時点で特段の注意喚起はありません。

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

オーストラリア政府は4段階の色分け+白(評価なし)の5段階のレベルわけを行っています。

サンマリノは全土が最もリスクレベルの低い白(評価なし)となっており、国別のリスク評価ページは用意されていません。イタリアのページを参照することをおススメします。

(参考:イタリアは2023年5月5日付で「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」までリスクレベルが引き下げられています)

6.最近の治安ニュース

(リンク挿入予定)

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