0.ミャンマーにおける日本人向けの緊急連絡先

◎在ミャンマー日本大使館:+95-(0)1-549644~8

(注:日本の携帯電話からかける場合機種にもよりますが、「0」の長押し、もしくは「*」を二回押すと「+」が入力できます)

◎警 察  199
◎消 防  191

1.総論

各国政府とも、北部カチン州、シャン州北部、及びバングラデシュ国境のラカイン州に対し、高めの脅威レベルを設定しています。国によって、レベルの高さとその範囲が少しずつ異なりますので、日本を出発される前に、ご自身がどこに渡航されるのかを確認し、各国政府の評価を確認することをおススメします。

 

どの政府も北部では少数民族による散発的な反政府活動による被害を、バングラデシュ国境付近では仏教徒とイスラム教徒間の暴力的な衝突を警戒しています。

 

【海外安全.jpのコメント】

日本人の方でミャンマーへ渡航される方の大半は旧首都ヤンゴンや現首都ネーピドー、および旧王宮が残るマンダレーへいらっしゃるのではないかと思います。こうした主要な渡航先都市においては、治安は安定しており、厳重な警戒が必要な状況ではありません。

ただし、ミャンマーは2016年のアメリカ経済制裁全面解除以降、各国企業の進出が相次ぎ、急速な経済発展を遂げています。このため、社会の「歪み」も広がっています。殺人や強盗を含む犯罪件数は増加傾向にあることは十分認識し、油断しないようにしてください。

 

加えて、各国政府が公開しているように、北部およびバングラデシュ国境付近では民族的ないし宗教的理由で政府や軍を標的とした攻撃が散発しています。この地域に立ち入る場合には、事前に十分な現地情報を収集し、万が一の際の退避プラン等も立てた上で渡航することをおススメします。

 

2.日本政府の危険情報

日本政府では、北部カチン州ライザー周辺、コーカン自治地帯、ラカイン州マウンドー県に対し、「レベル3:渡航はやめてください」の情報を発しています。いずれも、各地の地元武装勢力とミャンマー軍の衝突が否定できないことから、戦闘に日本人が巻き込まれないために注意喚起を行っているものです。

 

旧首都ヤンゴン、現首都ネーピドー、観光地マンダレー等大半の地域は「レベル1:十分注意してください」にとどまっていますが、2013年前後にミャンマー各地で発生した無差別爆弾事件などを引き合いに、警戒を落とさないよう呼び掛けています。

 

3.アメリカ政府のトラベルアドバイザリー

ラカイン州の一部、チン州の一部、カチン州の一部、カヤー州の一部、カレン州の一部、シャン州の一部(民衆争乱への警戒)

カチン州の一部、ラカイン州の一部、シャン州の一部(民衆争乱への警戒)

シャン州の北部、カチン州、ラカイン州、チン州の一部(地雷への警戒)

その他の地域

 

アメリカ政府は細かく地域を分類してアドバイスを発しています。アドバイスの背景にある情報は日本政府とそれほど変わらず、各地地元住民と政府関係者、ミャンマー軍との衝突に注意せよ、という内容が中心となっています。

4.イギリス政府のトラベルアドバイス

イギリス政府はラカイン州の大部分、チン州の一部、シャン州の一部、カチン州の一部に対して「必要不可欠な渡航以外は避けてください:Advise against all but essential travel」を設定しています。

その他の地域は「渡航前に注意事項を確認してください:See our travel advice before travelling」としています。

 

5.オーストラリア政府のトラベルアドバイス

オーストラリア政府はラカイン州のバングラデシュ接続部(マウンドー周辺)に最も高いレベルの警戒情報である「Do not travel:渡航を取りやめてください」を設定しています。

それ以外の地域では他国同様ラカイン州、チン州、シャン州に「渡航の必要性を再検討してください:Reconsider your need to travel」、国土の大部分を「十分警戒してください:Exercise high degree of caution」としています。

また、オーストラリア政府の特徴として、ヤンゴン、マンダレー、バガン、ネーピドーはさらに警戒レベルの低い「一般的な注意を払ってください:Exercise normal safety precautions」としています。

6.最近の治安ニュース

(リンク挿入予定)