ギニア大統領選挙に向けた抗議デモ

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2020年10月18日、ギニアでは大統領選挙が実施される予定です。現職大統領であるアルファ・コンデ氏が3選を目指して出馬しますが、同氏の出馬は憲法違反であると批判する野党及びその支持者は大規模な反政府デモを実施しており、混乱が広がっています。

10月12日には反コンデ派連合であるFNDC(Front National Pour La Défense De La Constitution=護憲国民戦線)は一連のデモ取り締まりによって92名が死亡したと発表しており、政府及び治安当局への批判を強めています(政府当局によれば抗議活動参加者と治安当局の衝突による死者は半分以下の42名)。

 

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ギニア首都コナクリで行われた反大統領デモ(アルジャジーラのウェブサイトよりキャプチャ)

大統領選挙が間近に迫る中、10月16日にも首都コナクリを中心に国内各地で大規模な抗議デモの呼びかけがなされており、当面の間政治情勢が治安の不安定化要因にもなりえる状況です。滞在中の方は最新のデモ情報、選挙関連情報に十分注意し、不要不急な外出を避けるよう安全確保の取り組みをおススメします。また、投票日前後を含む当面の間外出しなくても済むよう念のため十分な飲食料品の備蓄も推奨されます。

 

 

参考情報

「開発途上国で選挙が行われる際の対応(2020年版前編)」

「開発途上国で選挙が行われる際の対応(2020年版後編)」

 

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