2021年3月7日、パラグアイ首都アスンシオン他主要都市で長引く新型コロナ感染症対策に抗議する国民デモが行われました。一部地域ではデモ隊を解散させるため治安当局が催涙弾を使用したほか、デモ隊側も投石などの行為に及んでおり、混乱も発生しています。
デモ隊の一部は今後も断続的に感染症対策としてのワクチン調達の遅れ、医療体制・医療従事者への支援の脆弱さ、また店舗等営業停止措置に抗議を行う旨発表しています。大統領の辞任を求めるグループも存在しており、アスンシオンでは大統領公邸付近を中心にさらなるデモも予測されます。
滞在中の方は現地最新情報に十分注意し、群衆の集結地点には近づかないようおススメします。