フランスランブイエでの警察署襲撃事案

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2021年4月23日フランスパリ近郊のランブイエで警察官がナイフで刺され死亡しました。

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ランブイエの警官刺殺現場周辺、住宅街で警戒を行う治安当局(フランス治安情報サイトActuのウェブサイトよりキャプチャ)

 

本事案の実行犯はその場で警察官に射殺され、攻撃に関連して3人が拘留されています。

犯人は犯行の際「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んだという目撃情報や、犯行前にジハードに関連した動画を閲覧したという情報があるため、検察のテロ対策部門はテロ事件として現在捜査中です。

フランスでは近年、イスラム過激派の犯行とされる襲撃事件が相次ぎ、数百人が犠牲となっています。

 

【参考ニュース】

「パリ郊外での教師襲撃殺害事案」(2020年10月16日)

 

なおフランスではしばしば警察署や警察官が暴力の標的となることがあります。直近ではベルギーとの国境付近、ノード県トゥルコアンでも警察署への襲撃事案が発生しています。

https://twitter.com/Actu17/status/1384449396184600579?s=20

 

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