2021年7月11日キューバ首都ハバナなど複数の都市で昨今のコロナ禍による感染者の急増、食料・電力・医薬品不足の深刻化等について反政府デモが発生しました。数万人規模のデモ隊が国会議事堂周辺や首都主要道路を練り歩くといった行動が観察されています。
共産党一党独裁の同国では「官製デモ」以外は禁じられており、抗議デモは稀なものです。今回の抗議デモはSNSにより呼びかけられ広がったとされており、さまざまな地域で断続的なインターネットの停止があったという報告もあります。
これまで治安部隊との目立った衝突はありませんが、今後デモが継続すると抗議者と治安部隊との間での衝突は否定できませんので群衆には近づかないことをおススメします。