2022年1月17日アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビの国際空港付近で複数の爆発と火災が発生しました。本事案により少なくとも3名が死亡、6名が負傷しています。
政府当局は無人機による攻撃の可能性が高いと発表しており、イエメンを拠点とする武装勢力フーシ派が犯行声明を発表しています。ドローンはアブダビ国営石油施設付近を走行していたタンクローリーや空港施設を狙った可能性が指摘されています。また、フーシ派はUAEに対する更なる攻撃を警告しています。
アブダビを含む7つの首長国からなるUAEはサウジアラビアを中心とするイエメンへの軍事介入に参加しています。過去フーシ派によるサウジアラビアへのミサイルやドローン攻撃はたびたび確認されていましたが、UAEへの攻撃は初めてとなります。