2022年1月17日現地深夜、パキスタンの首都イスラマバード市内を巡回中の警官に対し、バイクに乗った二人組が銃撃を加える事案が発生しました。警官1名が死亡し、2名が負傷した他、警官らの銃撃によって犯人2名が死亡しています。
本事案を受けて同国の治安を所掌する内務省は首都イスラマバードでの警戒態勢を引き上げ、特に潜伏しているテロリストへの警戒を強める旨発表しています。
本件についてはパキスタンタリバン運動(TTP)が犯行声明を発表しています。TTPは昨年10月下旬パキスタン政府やパキスタン軍への攻撃を停止し「停戦」に合意していましたが、2021年12月に「停戦」を取りやめると発表しています。