コロンビア首都警察署での爆発事案

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2022年3月26日現地夜、コロンビア首都ボゴタ市内南側アルボリサドーラ・アルタ地区の警察署を標的とした爆発事案が発生しました。

本事案により、付近にいた子ども2人が死亡し、警官ら30名以上が負傷しました。政府に対するゲリラ攻撃を継続する武装勢力FARC(コロンビア革命軍)が犯行声明を発表しました。

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爆発が発生した警察署周辺のがれきを調べる捜査員ら(El Paisのウェブサイトよりキャプチャ)

コロンビア首都ボゴタでは本件事案の現場付近で3月5日にも警察車両を狙ったと思われる爆発が発生しています。FARCは2016年にコロンビア政府と和平合意を結び、この数年は同国内での攻撃は下火になっていました。他方、大統領選挙を迎える2022年に入り、治安維持機関や選挙関係者への攻撃が続発するようになっています。

 

滞在中の方は標的となっている施設や群衆への接近を極力控え、ご自身の付近に持ち主がいないまま放置されているような鞄、箱等にも接触しないようおススメします。

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