2022年6月28日現地夜、エチオピア北部アムハラ州の中心都市バハルダールで少なくとも4か所の爆発が発生しました。
治安当局によると一連の爆発による死傷者はなかったものの、いずれも「戦略的に重要な場所」での爆発だったとのことです。当局の捜査を経て、犯行に関与したと思われる6名及び、共犯者とみられる14名が逮捕されました。
アムハラ州では6月18日隣接するオロミア州で発生したアムハラ族虐殺事案への抗議活動が行われており、州都であるバハルダール市内でも緊張が高まっています。28日夜の爆発事件を受け、6月30日には治安維持を目的としてバハルダール市全域で3輪タクシー(バジャジー)の運行を禁止する声明が採択されています。