マリ首都郊外軍拠点での銃撃事案

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2022年7月22日マリ首都バマコ郊外に位置する軍基地内外で爆発、銃撃が発生しました。爆発物を搭載した2台の車両及び7名の戦闘員を用意したアルカイダ系武装勢力による犯行とみられています。

 

本件によりマリ軍側は兵士1名が死亡、6名が負傷したと報じられています。事件現場となったカチ軍基地は2012年、2020年とクーデターの拠点となった場所であり、銃声が聞こえた当初は軍内部の動きの可能性もありましたが武装勢力による攻撃とその制圧によるものでした。

 

本事案はあくまで軍の基地という「ハードターゲット」を標的とした襲撃事案でした。ただし、アルカイダ系武装勢力が首都中心部から約15キロの地点で複合攻撃を実施できる能力を有している点には注意が必要です。

 

 

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