2022年11月3日~4日にかけ、ペルー北部クニニコ地域の川で観光客ら約100人が地元部族に拘束される事案が発生しました。拘束された観光客にはアメリカ人やイギリス人が含まれていましたが既に解放されています。
本案件は川沿いでの油漏れにより生活環境が脅かされているとして8年間にわたる政府の怠慢に抗議していました。川下りに参加していた観光客らは油漏れ等とは無関係でしたが、政府への強硬的なPRとして観光客を一時的に誘拐・拘束しました。イギリス人、アメリカ人を含む約100人の観光客はボートで川下りを楽しんでいる途中、地元民に28時間にわたり移動を制限されました。
観光客らは既に解放されており、油漏れで生活環境が汚染されている周辺住民と政府の交渉が再開されています。