2023年6月19日ブラジル南部パラナ州のカンベ市にある州立大学に男が侵入し発砲しました。本件により少なくとも1名が死亡し、1名が負傷しています。犯人は逮捕済みで、同大学の元生徒と報じられています。
報道によれば、実行犯は同大学の受付にて成績表を受け取りに来たと告げ、大学構内に侵入したとされています。犯人は銃をもったまま学校内に入り、教室にてそこにいた学生2名を銃撃、10代の女学生が死亡しています。
犯人は侵入者対策訓練を受けた教師によって制圧され、逮捕されました。現時点では銃撃されたのは2名のみとのことですが、動機はわかっておらず事件の背景について捜査が進められています。なお、本件を受け、同州では2日間学校が休校となっています。
ブラジルにおいても教育機関での発砲事案や刺傷事案が複数報告されています。学校や大学であっても危険な事態が発生しうるという前提で、非常時の避難ルートやとっさの自己防御行動などについて念頭に置いておくことをおススメします。