2023年7月24日ソマリア首都モガディシュ市内の軍兵士訓練校を標的とした自爆テロが発生しました。少なくとも20名が死亡し多数が負傷している模様です。反政府武装勢力アルシャバーブが犯行声明を発表しています。
Al Shabab claims to have killed 73 soldiers in a suicide attack at a military training facility in Mogadishu. pic.twitter.com/Rj7zmAuWF2
— Said Yusuf Warsame (@SaidYWarsame) July 24, 2023
自爆テロがあったのはモガディシュ市内Jale Siyad Collegeであり、軍の教育機関となっています。軍の関連施設を標的として、実行された自爆テロと言え、犯行声明を発表したアル・シャバーブの過去のテロ標的とも合致しています。アル・シャバーブは兵士候補生ら73名を殺害したとしていますが、現時点でメディア等で公式に発表されている死者数は20名となっています。
なお、本事案が発生したホーダン地区の軍関係施設では7月14日にも爆発事案が発生し、3名が負傷しています。 現在ソマリアではアフリカ連合軍の撤退に伴い、アルカイダと関連が深いとされるアル・シャバーブの活動活発化が指摘されている点ご注意下さい