チェコ首都大学構内での銃撃事案

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2023年12月21日チェコ首都プラハ市内のカレル大学内で男が銃を乱射し、学生ら14人が死亡、25名以上が負傷しました。犯人の男は同大学の学生と見られており、現場で警察によって射殺されています。国際テロ組織との関係はない、とのこと

 

大学構内での銃撃事件は21日の現地午後3時頃に発生しました。当時クリスマス休暇前の授業等が行われており学生らが多数大学構内にいた他、観光客なども見学が可能な状況だったとされています。

また、事件発生前にプラハ市の郊外で犯人の自宅で犯人の父親が死亡しているという事実も発表されています。事件とのかかわりは現時点で不明ですが先週プラハ郊外の森の中で2名の遺体が発見された事件についても犯人の関与が疑われるとして捜査が続けられています。ただし、本件は国際テロ組織による組織的な犯行ではなく、また犯人と国際テロ組織との関係はない旨治安当局から発表があります。いわゆる「ローンウルフ型テロ」の犯行形態と言えます。

 

ただし、アルカイダやISISといった国際的テロ組織による犯行であるかどうか、あるいは直近警戒が高められている中東情勢に端を発したテロ行為ではなかったとしても、銃撃事案や爆発事案に巻き込まれた場合被害は同じです。いざという時にご自身でどのように行動するか、自分で自分の身を守ることを忘れないことをおススメします。

 

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