ニューカレドニア非常事態宣言の解除

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2024年5月26日、フランス政府はニューカレドニア全土の非常事態宣言を28日早朝5時に解除する旨発表しました。ただし、同日以降も夜間外出禁止令は継続されます。なお、中心都市ヌメアの国際空港では少なくとも6月2日まで商用便の運航はありません

 

リゾート地として著名だったニューカレドニアですが、フランスからの独立を巡る住民投票関連の不満や経済格差等を背景として過去2週間で本格的な暴動が発生していました。少なくとも7名が死亡し、数百人が逮捕されています。また、多数の建物や車が放火されたり、破壊されたりしており、現状旅行先として立ち入れる状況ではありません。5月中旬に日・米・英・豪4か国ともそれまでよりも1~2段階リスク評価を引き上げ、現状いずれの国も自国民に対しニューカレドニアへの渡航を控えるよう呼びかけています。

 

ニューカレドニアはフランス領であり、当地を担当するフランス政府は約500名の治安維持部隊を追加で派遣し、現地の治安回復に努めている状況です。

 

【参考】ニューカレドニア治安最新情報

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