フィリピン首都市内日本人自家用車への銃撃

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2024年5月29日フィリピン首都マニラ市内マカティ地区で、現地在留の日本人の自家用車を運転していたドライバーに対し銃撃が行われ運転手が死亡しました。同乗していた日本人には怪我はありません。交通トラブルに起因する口論が本件銃撃・殺人の原因と報じられています。

 

29日現地夜、マニラ市内の交通量の多いマカティ地区を通行していた現地駐在中の日本人が所有する自家用車のフィリピン人運転手と、別の車両のフィリピン人運転手が交通トラブルを発端として口論となりました。一方の運転手が所持していた銃を取り出し、日本人が雇用していたフィリピン人運転手が銃撃を受け死亡しました。日本人の小学生児童が同車両に乗っていましたが銃撃の影響は受けていません。ただし、なんらかの交通トラブルから日本人が乗った状態の乗用車に発砲が行われる可能性があった事案であったことは否定できません。

 

日本と違い、フィリピンでは銃器の流通量は多く、組織犯罪等でも多く用いられます。交通トラブルや金銭トラブルに起因して銃器を用いた凶悪な犯罪につながることも少なくはない点改めて認識しておく必要がある事例です

 

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