オランダ ロッテルダム市内無差別刺傷事案

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2024年9月19日オランダ南西部ロッテルダム市内のエラスムス橋付近で男が刃物を持って無差別に周囲の通行人を刺す事案が発生しました。オランダ人1名が死亡、スイス人1名が負傷しました。容疑者はその場で周囲にいた人々に取り押さえられ逮捕済みです。本件はテロの可能性が指摘されています。

 

目撃者らによると、エラスムス橋の北側駐車場で最初の被害者を刺し、刃物を持ったままレストラン等の前を歩いていたとされています。その間、犯人は「アッラー・アクバル=神は偉大なり」と叫んでいたとの情報もあり、その声を聴いて多くの通行人がレストランや商店に逃げ込みました。本件は特定の標的を狙ったとは思えず、無差別殺傷事案であり、テロに該当するとして捜査が進められています。

犯人はロッテルダムから約40キロ東側のアメルスフォールト出身の人物であるとされていますが、現時点で犯行の動機は不明です。

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