2024年10月26日東欧ジョージアで議会選挙が行われます。EUの加盟やロシアとの距離感が焦点となり通常の議会選挙以上に国家の行方を左右しかねない選挙であり、各種政治団体、政党等の集会、反政府抗議デモ等が活発化しています。投票日前後にかけ現地の政情が不安定化しうる状況ですのでご注意ください。
ジョージアでは本年6月外国人エージェント法が成立しEUの加盟承認手続きが滞っています。親EU派は同法案を成立させた現政権への批判を強めており、20日夜以降数万人が集まる反政府抗議デモを実施済みです。今週末の投票日に向けて議会選挙立候補者による選挙キャンペーンはおのずと活発化しやすい時期です。加えて、EUへの加盟という国の行方を左右するテーマの賛成・反対を含め一般国民も政治的な運動への参加が増加しかねません。総選挙自体も接戦が予想されており、投票日前後の混乱には十分な注意が必要です。