イスラエル主要都市での車両突入事案

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2024年10月27日イスラエル主要都市テルアビブ郊外でバス停にトラックが突入し、少なくとも1名が死亡、40名が負傷しました。バス停は情報機関モサドの施設付近にあり、バスに乗降中の乗客や通行人が犠牲になっています。犯人はパレスチナ系住民であり身柄を拘束されています

 

日本でも大きく報じられている通りイスラエルは現在周辺国及び周辺地域を拠点とする武装勢力と事実上の戦争状態にあります。特にパレスチナガザ地区やレバノン南部などでは反イスラエル的行為を繰り返す武装勢力への攻撃として一般人や病院、学校等にも攻撃を行っています。軍や武装勢力に所属していない人物であっても、現在のイスラエルの行いに反感を持つアラブ人、イスラム教徒等が増えていると言え、こうした人物が独自にイスラエルへの抗議を含む攻撃を行うことは理屈としては十分あり得ることです。

これはイスラエル国内だけではなく、世界各地のイスラエル大使館やユダヤ教関連施設等への攻撃も懸念されています。現状イスラエルに滞在している日本人の方はそれほど多くないと思われますが世界でご活躍の方はイスラエルを取り巻く情勢はもとより、滞在先でのイスラエル・ユダヤ教関連施設周辺でのトラブルには十分ご注意下さい。

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