2024年11月13日フランス首都パリ市内中心部、サン・ラザール駅付近で警官隊が群衆に催涙弾を用いる衝突が発生しました。親イスラエルイベントの開催に抗議する群衆が数百人集結し混乱が発生したことから強行的に警察が解散させたものです。イスラエルから離れた国でも類似の対立が発生しうる情勢である点ご注意下さい。
本件はパリ中心部、観光客の多いサン・ラザール駅付近で群衆と警官隊が衝突した事案です。強制的な群衆解散措置に至る前に観光客等の巻き添え被害は確認されていませんが、不用意に群衆に近づくことは危険です。現地治安当局からは今後もサン・ラザール駅周辺ないしパリ市内で類似の対立・衝突が起こりえるとして警告が発せられており、当面警官を増員して警戒に当たるとのことです。関連のデモや衝突の際には付近での交通規制や通行止めも起こりえますのでご注意ください。
また、特に直近イスラエルを取り巻く情勢に伴い中東地域から離れた欧米等でも親イスラエル、反イスラエル(あるいは親パレスチナ)の意見対立が深まっています。フランスのみならず欧米諸国等でイスラエル大使館やユダヤ教宗教施設等には不必要に立ち寄らないこと、群衆の集結地点には近づかないことをおススメします。