2024年12月1日エクアドル南部エルオロ県内で、銃乱射事案が発生し少なくとも10人が死亡しました。また、銃撃現場付近でカバンに隠されたバラバラの遺体も確認されたとの警察発表がなされています。エルオロ県は現在同国の非常事態宣言の対象であり、外出禁止や軍の配置などの措置が講じられていますが、必ずしも治安は回復していない現況がうかがえます。
本件は銃乱射事案ですが、同国内で暗躍する犯罪組織、麻薬組織に関連した銃撃事件だとみられています。本事案の犯人やその背後にいるグループは現時点で判明していません。銃撃によって民間人の巻き添え被害も確認されており、治安当局は一層の治安改善に向けて取り組む方針とみられています。
現在エクアドルでは以下の地域に治安回復のための非常事態宣言が適用されています。夜間外出禁止や軍人による取り調べ等の権限拡大により治安回復が目指されています。
グアヤス
エル・オロ
サンタ・エレナ
マナビ
オレリャーナ
ロス・リオス
キト首都圏地区(ピチンチャ州)
カミロ・ポンセ・エンリケス地区(アズアイ県)
エル・オロ
サンタ・エレナ
マナビ
オレリャーナ
ロス・リオス
キト首都圏地区(ピチンチャ州)
カミロ・ポンセ・エンリケス地区(アズアイ県)