2024年12月23日メキシコ首都メキシコシティ市内に直結する高速道路の料金所で日本人一家が強盗被害に遭いました。パトカーに似た車両に乗った警察官制服風の3人組が所持品を見せるよう強要した後、貴重品等を強奪されたとのこと。夜間の移動に注意するよう現地日本国大使館から注意喚起が発せられています
本件は現地時間夜11時頃首都に帰宅中の日本人家族が車両で移動中強盗被害に遭ったものです。高速道路上でパトカーに似た車両に乗った3人組が車両を路肩に止めるよう指示し、停車したところ、警官の制服のような服装をした3人組が「銃を所持している、指示に従え」と命令し、所持品を見せるよう強要したとのこと。指示に従い、一家が財布等の貴重品や車内の現金等を見せたところ、財布の入ったカバンと現金を強奪し逃走したとのことです。その際に日本人1名が殴られており一家は現地日本国大使館に被害を届け出ています。
本件発生を受け、現地日本国大使館は以下の通り注意喚起を発しています。
人が少なくなる時間帯(場所)は、被害に遭うリスクが高くなります。夜間に異動する際は、十分にご注意下さい。
(1) 夜間等の人気がない時間帯は強盗被害が多く発生しています。やむを得ず、夜間に移動しなくてはならない場合には、万が一に備え、すぐに警察に通報できるような体制を取って下さい。
(2) 強盗の中には、拳銃を使ったり道路をブロックしたり、手荒な犯行を行う場合があります。抵抗して銃撃される被害も発生しておりますので、状況的に逃走が難しい場合は、無理をせず相手の指示に従うようにして下さい。
(3) 強盗被害にあった場合でも、被害を最小限に抑えるよう、現金、カード類は分けて持ち歩くよう心がけて下さい。