マレーシア シャーアラム商業施設での発砲事案

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2025年2月8日夜、マレーシア中部シャーアラム市内商業施設で発砲事案が発生しました。犯人は従業員や利用客がいる中で移動しながら発砲を続け、利用客の運転手を拉致して逃走しました。警察は薬物犯罪歴のある男性が容疑者であると特定し、指名手配捜査を続けています。

 

発砲があったのは首都クアラルンプールから約40キロほどのシャーアラム市内にあるセティアシティモール内でした。営業中で大勢の一般客や店舗従業員がいる中で男性が清掃員に4発発砲したことが発端です。同人は命に別状はないものの脚に被弾し負傷しました。その後、犯人はショッピングセンター内を移動しながら発砲を続けました。その後駐車場エリアに移動した犯人は利用客と一緒にいた運転手に銃を突きつけ、車両に乗り込み、運転手に運転させたうえで、高速道路に入り逃走を成功させました。

現時点では最初に発砲を受けた清掃員以外の負傷者は報告されていませんが、銃を持った犯人が逃走中であることは間違いありません。警察は犯人を過去に薬物犯罪で身柄を拘束したことのある30代男性であると特定し、マレーシア全土に指名手配を行いました。

 

 

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