2025年6月24日現地夜、メキシコ中部イラプアト市内で行われていたキリスト教祝祭イベントに対し銃撃が行われました。少なくとも11名が死亡し、20名以上が負傷しています。本件が犯罪組織同士の抗争によるものか、宗教的背景を有するものかは現時点で判明していません。
事件はカトリックの洗礼者ヨハネの降誕祭を祝うパーティー会場で起こりました。17歳の少年を含む11名が銃撃によって死亡しています。連邦政府大統領及びイラプアト市が属するグアナファト州の司法長官はいずれも事件を非難し徹底的な捜査を行うよう指示した旨発表しています。
グアナファト州では長らく薬物取引を含む組織犯罪を行うグループ同士の対立やその他違法行為の縄張り争いなどによりしばしば銃撃を含む暴力事案が発生しています。キリスト教関連のイベント会場での銃撃ではありましたが宗教的背景に基づく事件かどうかは現時点では不明です。