ナイジェリア北西部モスクへの銃撃事案

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2025年8月19日ナイジェリア北西部カツィナ州ウングワン・マンタウのモスクにおいて、武装集団による銃撃事件が発生し、礼拝中の住民少なくとも13人が死亡しました。現地当局によれば、犯人らは農地に身を潜めていたとみられ、突発的にモスクを襲撃したとされています。

 

本件は、同地域のイスラム教徒住民が週末に武装集団を待ち伏せして複数名を殺害したことへの報復とみられています。現場には軍および警察が展開されており、さらなる襲撃を防ぐための警戒が続いています。ナイジェリア北西部および中部では、牧畜民と農民の間で土地や水資源を巡る対立が激化しており、武装勢力による村落襲撃や道路上での暴力事件が頻発しています。今回の事件も、こうした地域紛争の延長線上にあるとみられています。

現地滞在中の方は、農村部や宗教施設周辺への不用意な立ち寄りを避けるようおススメします。特に主要都市部を離れた地域では武装勢力による攻撃やや地元部族同士の争いが発生している点に注意が必要です。

 

【参考】ナイジェリア治安最新情報

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