アフリカ中央部サル痘感染症情報の解除

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2025年9月12日付で日本政府外務省はアフリカ中央部7か国に対し設定していた感染症危険情報を解除しました。WHOがコンゴ民主共和国等でのエムポックス(サル痘)による緊急事態を解除したことが要因です。

 

今回感染症危険情報が解除されたのはコンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国及び中央アフリカ共和国の7か国です。WHOは9月5日付で「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」の終了を宣言しており、日本政府外務省としてもリスクは下がったと判断した模様です。

ただし、生物学的にはエムポックスの根絶は難しく、今後も人間への感染事例、死亡事例が報告される可能性は否定できません。特に上記7か国に渡航される場合には最新の流行情報に関する情報収集がおススメです。なお、エムポックスの疫学的知識や感染予防対策については日本政府厚生労働省のホームページにて随時アップデートされています。

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