2025年10月2日台湾北西部苗栗市のコンビニ店舗前で無差別刺傷事件が発生しました。通行中の11歳の少女2名と50歳の男性1名が刃物で刺され負傷しました。駆け付けた警官が犯人を追跡・逮捕しています。犯人は10年前に同じ場所で刺傷事案を起こしていた人物でした。
本事案は一般市民も利用するコンビニの前で発生した刃物による無差別銃撃事案です。小学校の児童らの一団が下校中に襲撃された模様であり11歳の女児2名と50代の男性1名が負傷しました。内女児1名は胸を刺され重傷でしたが病院での治療の結果命は助かっています。
犯人は一旦逃走しましたが警官が追跡しスタンガン等を用いて制圧・逮捕しています。犯人は10年前にも同じ店舗前で刺傷事件を起こしており、今年3月に釈放されたばかりでした。釈放直後の再犯という事態を踏まえ、台湾社会では更生支援制度や司法判断への批判が高まっています。事件が発生した苗栗県政府は事件を受けて「護童專案(児童保護プロジェクト)」を緊急発動し、地域の安全対策を強化すると発表しています。