2025年10月5日以降、ネパール東部を中心にモンスーン期の豪雨が続き、各地で地滑り・洪水が発生しました。少なくとも200名以上が死亡し、数十名が行方不明となっています。特に東部山間部の地滑りにより複数の建物が崩壊し、大きな被害が発生しています
公開された映像では、住宅や商業施設が土砂に押し流される様子が確認されており、被害情報が順次報じられています。首都カトマンズでも一部地域が浸水し、交通網が麻痺しました。特にヒンズー教新年を控え、首都から国内各地へ移動する人々が災害予防のため移動を禁止されるなど、混乱が拡大しています。確認できるだけでも全国で60以上の幹線道路が通行不能となっており、一般人の移動はもとより救助活動にも遅れが生じているとのことです。
ネパール政府は軍・警察・ボランティアを動員し、被災地での捜索・救助活動を継続中です。今後も雨が続く可能性があるため、さらなる地滑りや洪水への警戒が必要とされています。
ネパールに滞在中の方は、現地最新情報に十分注意し、安全確保を最優先するようおススメします。