コンゴ共和国首都武装した若者らの掃討作戦

この記事のURLをコピーする

2025年10月初旬からコンゴ共和国の治安当局は、首都ブラザビルや南部ポワントノワール市などの主要都市で、武装した若年ギャング集団に対する掃討作戦を強化しています。滞在中の方は治安当局の集結地点等を避けるようおススメします。

 

掃討作戦の対象となっているのは「べべノワール(黒い赤ん坊)」と呼ばれる30歳以下の若者を中心に構成され、マチェーテ等で武装したグループです。近年、商店や民家を襲撃・略奪するなどの暴力行為を繰り返しており、現地では「都市型テロ」とも形容されています。これら武装集団の蛮行に市民らが恐怖心をいだいていることは間違いなく、この点で治安維持を目的として警察が取り締まりを強化することは国家としての当然の行動とk何が得られます。

一方で、作戦の過程で治安部隊による容疑者の殺害の瞬間とみられる映像がSNS上に拡散されており、国内外の人権団体からは「法的手続きを無視した重大な人権侵害」との批判が出ています。人権活動家は「我が国には法制度がある。容疑者は正規の手続きで裁かれるべきだ」と訴えています。

 

海外安全メールマガジン登録