2025年10月24日深夜～25日未明にかけオーストラリア東部シドニーの西側郊外で少なくとも4件の銃撃事案が連続して発生しました。住宅街でも発砲が確認されています。ギャング組織関連の抗争が一般住宅街にも影響を及ぼしている可能性が指摘されています
シドニー西側のカブラマッタ（Cabramatta）地区では、銃撃により住宅と車両が炎上する事案が発生し、現場から複数の薬莢が回収されました。プレストン（Prestons）および西ホクストン（West Hoxton）地区では、住宅に向けた発砲が確認されており、いずれの現場でも容疑者は車両で逃走しています。現時点で銃撃による負傷者は報告されていませんが、カブラマッタでは火事による煙を吸引した女性が治療を受けています。
ニューサウスウェールズ州警察は、これらの事件が関連している可能性が高いとして捜査を進めており、監視カメラ映像の解析や目撃者の聴取を行っています。容疑者は現在も逃走中です。シドニー西部では、過去にもギャング関連の暴力事件が報告されており、今回の事案は市民生活への影響が懸念されています。現地滞在中の方は周辺地域への夜間の外出を避けるとともに、最新の治安情報にご注意いただくようおススメします。
